概 要
〈USBホストスタック〉
SCIOPTA USBホストスタックは、組み込みシステム専用に設計されています。コアプロトコルスタック、必要なホストコントローラデバイスドライバ、低レベルの通信API、および高級クラスのドライバが含まれています。
〈ホストコントローラ〉
UHCI、OHCI、EHCIなどの主要なUSB 1.1および2.0ホストコントローラがすべてサポートされています。これらのコントローラータイプは、それぞれのベンダーまたはモデルに関係なく、常にサポートされています。
〈転送タイプ〉
すべてのUSBデータ転送タイプ/プロトコル(バルク、割り込み、アイソクロナス)は、高スループットデバイスとリアルタイム指向デバイスの両方をサポートするために使用できます。
〈データ転送〉
ロー、フル、および高速のデータ転送を使用できます。USB 1.1では最大12Mb / s、USB 2.0バスでは最大480Mb / sがサポートされています。
〈ホットプラグ〉
SCIOPTA USBホストスタックは、バスに追加または削除されるデバイスやハブを自動的に検出し、そのようなタイプのイベントごとにアプリケーションが提供するコールバックを呼び出すことができます。アプリケーションは、デバイスを有効にして操作するかどうかを決定できます。ホストスタックは、デバイスの名前、ベンダ、クラス、記述子、インタフェース、エンドポイントなどを照会する機能を提供します。
〈ホストスタッククラスドライバ〉
SCIOPTA USBホストスタックは、キーボード、マウス、タッチスクリーン、プリンタ、大容量ストレージデバイス(ディスク、メモリスティック、フロッピー、デジタルカメラ、CD-ROM、DVDなど)、ASIX USBイーサネットブリッジデバイス。
コアクラスのUSBプロトコルスタックには、ハブクラスドライバが統合されています。クラスドライバを使用すると、アプリケーションは、転送タイプや使用速度など、詳細を気にすることなくデバイスを使用できます。
大容量記憶装置クラスドライバには、SCIOPTA SFATFSなどのファイルシステムが必要です。
USBイーサネットブリッジドライバには、SCIOPTA IPSネットワークスタックが必要です。