Rockchip社製AIチップRK1808(Cortex-A35デュアルコア)搭載ボードコンピュータおよびAIソフトウエア受託開発、製造サービス開始

Share to Facebook Share to Twitter Share to Google Plus
2020年5月8日、ポジティブワン株式会社(本社:東京都渋谷区)は、Rockchip社製AIチップRK1808(Cortex-A35デュアルコア)搭載ボードコンピュータおよびAIソフトウエア受託開発受託、製造サービスを開始します。

Rockchip社製AIチップRK1808(Cortex-A35デュアルコア)は、ニューラルネットワーク推論用の高性能、低電力プロセッサです。特に、補完的なニューラルネットワークハードウェアアクセラレータを提供することにより、モバイルデバイスの現在の主要なソリューションの1つです。
強力なニューラルネットワークプロセスユニット(NPU)を1つ搭載しているため、RK1808は簡単にプログラミングでき、Caffe、tensor flowなどの市場の主流プラットフォームと互換性があります。

◆プロセッサ
・ デュアルコアARM Cortex-A35 CPU
・ 加速のためのARM Neon Advanced SIMD(単一命令、複数データ)サポート
・ メディアと信号処理計算
・ V単精度および倍精度の演算をサポートするVFP v4ハードウェアを含む
・ 128KBの統合システムL2キャッシュ
・ 統合された32KB L1命令キャッシュ、4ウェイセットアソシアティブを備えた32KB L1データキャッシュ
・ 1つの絶縁した電圧ドメインには、内部電源スイッチをサポートするCPUコアシステムの個別電源ドメイン
  - PD_CPU0:1番目のCortex-A35 + Neon + FPU + L1 I / Dキャッシュ
  - PD_CPU1:2番目のCortex-A35 + Neon + FPU + L1 I / Dキャッシュ
  - 1つの絶縁された電圧ドメインには、デュアルコアCPU、L2キャッシュ、およびその他のロジックが含む
・ DVFSをサポートし、さまざまなアプリケーションシナリオに基づいて外部でオン/オフを切り替える可能

ニューラルプロセスユニット
・ cycleサイクルごとにmax1920 Int8 MAC操作をサポート
・ cycleサイクルごとに最大64のFP16 MAC操作をサポート
・ cycleサイクルごとに最大192 Int16 MAC操作をサポート
・ 512KBの内部バッファ
・ DVFSをサポートするための1つの絶縁された電圧ドメイン

Rockchip社製プロセッサを利用した受託開発から製造までを多く手掛けており、安くかつ高性能なニューラルネットワークハードウェアアクセラレータを求めるユーザー向けのソリューションとして提案をいたします。また、ポジティブワンでは、ユースケースに合わせたAIプログラムの開発を行っており、ワンソリューションでの提供いたします。

【ポジティブワン株式会社について】
社名 ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)
東京本社 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F
関西本社 〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6神戸国際会館 22F

URL https://www.positive-one.com

ポジティブワン株式会社は、最先端技術と時代を先読みしたエンベデッドソリューションをご提供します。そのために海外の有力な最先端技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できるOEMハードウェアや世界標準ISO等に準拠する品質向上のためのツールをご提供します。さらに、システムコンサルティング、エンベデッドからPC、スマートフォン、IoT端末、エッジコンピュータ、サーバーを含んだハードウェアからソフトウェアまでのシステム受託開発など、皆様のプロジェクト成功のためのご支援をいたします。

【本件に関するお問い合わせ先】
ポジティブワン株式会社
メールアドレス:This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.
TEL:03-3256-3933 FAX:03-4360-5301